1級ファイナンシャル・プランニング技能士(1級FP)のアールです。

このブログでは、会社員の「手取りを増やす」をテーマに、私の学びと実践を記していきます。

手取りアップの基本方針(3本柱)

収入を増やす:
収入の高い職種を選ぶ、昇進・昇給を目指す。
ただし、事情があって希望の仕事に就けないこともありますし、「出世より余暇」を大切にしたい人もいます。その前提でも最適化できる方法を重視します。
支出を減らす:
支出は「強制支出(所得税・住民税・社会保険料)」と「生活費(家賃・光熱費・食費など)」に分けて考えます。
強制支出は会社員の場合、iDeCo・生命保険料控除・寄附金控除でコントロールする余地があります。
ただし、目的のない保険加入はキャッシュアウトになるだけなので、ライフスタイルに合った選択が必要です。
投資で育てる:
NISAを活用し、安定的なインデックスファンドを積立するのが基本戦略です。

制度の使い方と注意点

住宅ローン控除は「借入が前提」の仕組みです。還付を得るためにローンを組むのは本末転倒。住居選びの結果として活用できれば十分です。

ふるさと納税は“節税”ではありません。自己負担2,000円で返礼品(例:お米)を受け取り、実質的に生活費を軽くする制度と捉えます。

私が現実的だと考える進め方

  1. 収入からまず投資資金を引き去る(先取り貯蓄)
  2. 残ったお金で生活する(生活費の上限を決める)
  3. 投資資金はNISAでインデックス積立
  4. iDeCoやふるさと納税など有利な制度を併用

スリリングに「100万円を速攻で倍」にする人もいるかもしれませんが、日々の値動きに一喜一憂する運用は長続きしにくいと考えています。20代からコツコツ積み立てておけば、40代で資産の土台ができているはずです。

このブログについて

ここは私の備忘録でもあります。実践して学んだこと、役立った考え方を整理して残していきます。

(※制度や数値は更新されるため、適宜最新の一次情報をご確認ください)